女性の体と月の満ち欠けの関係性は色々な場所でクローズアップされています。同じように、出産にも月の満ち欠けが関係しているのでしょうか?満月 に赤ちゃんが産まれやすいとよく聞きますが、はたして真実はどうなのでしょう、月の力を紐解きながら 出産 と満月の関係を見て行きましょう。
満月の夜は出産が増える?これ、本当?
そもそも月ってどうなってるの
月は言わずと知れた地球の惑星で、地球の周りを約28日かけてまわっています。月は自分で光を放っていないので、太陽の光をうけ輝いているのです、よって太陽、地球。月の位置によってその形が変化して見えるとう訳です。
月の満ち欠けのスタートは新月です。これは月の姿が全く見えない状態です。15日間かけて満月になり、その間は『上弦の月』とよばれます。また満月から15日間かけて新月に戻り、その間は『下弦の月』とよばれます。
月と女性の体
月と女性の体には密接な関係性があります。男性=陽、女性=陰という考え方は古く古代インドからありました。日本では太陽に対し『太陰』とよばれてきた月、なんだかとても奥深い感じがしますよね。
そして面白いことに月という言葉には『妊娠期間』という意味合いもあったのです「月満ちて玉のような子を産む」とは、昔話によく出てくるフレーズですよね。この月は妊娠期間の意味なのです。
同じように、言葉として現われているものには『月のもの』『月経』といいますよね。月の周期は約28週、この数値はどこかでみたことがありませんか?そう、女性の生理の周期も約28週なのです、これは決して偶然ではありません。月の満ち欠けが、潮の満ち引きに関係しているのと同じように、女性の体にも影響を及ぼしています。体の80%が水分の人間は当然月による満ち引きの影響をうけるのです。また妊婦さんはお腹に羊水を抱えているわけで、言い換えれば小さい地球をお腹に抱えているのです。潮の満ち引きがお腹の中でも起きているのです。
女性の体は本当に自然と一体化しているんだなと感じますね。
満月の日の出産は多い?
出産は満月のみならず、新月にも多いのです。助産婦さんは昔から「今日は満月だからいそがしい」と言ってきました。
月ヨガ(月と共にある女性の体、月のリズムと女性のリズムを整えるヨガ)では「人間をはじめ、全ての生き物の出産も満潮に向かって生まれやすくなっている」と言われています。確かにウミガメや珊瑚は満月の日に産卵するという事は有名な話です。そしてヨガでは新月→満月を育児の時期、出産に備える時期とよんでいますその為、次の満月→新月に女性は出産をしやすいといわれています。
また、海の満ち引きが女性の体の満ち引きと同じならば、大潮は女性に大きな力を与えます。大潮とは満月と新月に、干満の差が最も大きい状態でおきます。妊婦さんはこの大潮に向かって陣痛が強くなり、満潮に達すると赤ちゃんが産まれるといわれています。よって満月のみならず新月でも出産は増えるのです。そして、この大潮時の陣痛は自然のパワーを持っているため、陣痛促進剤などを使わずに安産で生まれやすいのです。
月の力を借りて出産しよう
せっかく月の力によって出産できるなら、その力をもっと利用できないものでしょうか。月のリズムで妊娠中の女性の体のリズムを整えることは可能です。
妊娠中の新月→満月は溜め込みやすい時期、ストレス、イライラ、体重増加などに対しては散歩や運動を積極的に取り入れて、スッキリと過ごしてみてはどうでしょう。満月→新月はデトックス時期、老廃物を出す時期なのでのんびりリラックスして過ごしてはどうでしょう。
満月に出産した妊婦さんに話を聞いたところ、その方は日ごろから「月ヨガ」を実践していたこともあり「出産時は気持ちよかった、又産みたい」と言っていました。出産は痛く辛いものと言う概念を、思い切りくつがえす証言ですよね。しかし大潮時にちょうど陣痛が重なれば、月の力が出産を後押ししてくれるのです。
朝日と共におきて、早寝早起きをする。暖かな夜は体を冷やさないように気をつけながら月の光を浴びるのもいいかもしれませんね。
女性の体のリズムが月のリズムと一緒なのは、昔から知られていたこと。何とも神秘的なことですね、そして自然の一部なんだと実感させられます。満月に出産率が高いのも納得の結果です。月の満ち欠けと共に気持ちのいい出産が出来たらいいですね。
まとめ
満月の夜は出産が増える?これ、本当?
そもそも月ってどうなってるの
月と女性の体
月の力を借りて出産しよう
月の力を借りて出産しよう