なかなか思うように妊娠できずに産婦人科で不妊治療を始める場合、まず始める治療として「クロミッド」という排卵誘発剤を使用しての治療が多いです。
ではこの「クロミッド」はどんな効果があるのか、 クロミッド での 排卵日 はいつなのか、どういう治療法なのかを知っておくことが必要ですので紹介します。
クロミッドの効果と排卵日について
排卵日とは何なのか
妊娠を望んでいる方なら排卵日という言葉を聞いたことがあると思いますが詳しく知らない人も多いものです。
つまり簡単にいうと卵巣の中にいた卵子が外に飛び出してきて、卵管に入ることを言います。そして運命の出会いを果たした卵は、さらに卵管を通って子宮内膜に着床するのですが、これを「妊娠」と言います。
ですから妊娠するためには排卵することは第一段階ですので不妊治療の初めとして排卵を起こさせることから始めるんです。
クロミッドとは
不妊治療の初期段階としてクロミッドはよく使われる方法で、排卵を誘発的に起こさせる薬ですが妊娠するためにはまず排卵しなければいけませんので、不妊治療の第一段階としてよく使われる薬です。
クロミッドは費用も少なくて済みます。そしてクロミッドは主に生理不順や排卵障害、無月経症などの人に処方されている薬ですのでクロミッドを使用することで上手く排卵できなかった人は、排卵できるように手助けしてくれる働きがあります。
クロミッドのメリット・デメリット
メリット
今まで排卵できなかった人は排卵するようになりますし、定期的に排卵できるようになります。
クロミッドで排卵を起こさせることで、タイミング法というより自然な妊娠に近い方法で治療することができますし、超音波でより正確な排卵日を予想してタイミングを合わせることができます。そして妊娠の成功率を上げる可能性があるのがクロミッドなのです。
デメリット
クロミッドは排卵される卵子が1~3個と言われておりますので、通常よりも双子や三つ子が生まれる可能性も少なくはありません。
そしてクロミッドを服用することで副作用がでる人もいますが、人によってさまざまで吐き気・頭痛・腹痛などの体調不良がでることもあります。
クロミッドでの排卵日はいつ
まずクロミッドの錠剤を生理開始日から3~5日あたりから1日3錠を5日間服用します。そして服用後から一週間前後あたりに排卵日が来ると予想されます。
しかし排卵日も個人差がありますので、より正確な排卵日を予測するためにもいろんな方法がありますので紹介します。
排卵日を予想する方法
基礎体温
基礎体温を付けていると低温期と高温期にわかれるのですが、低温期から高温期に上がる境目もしくは高温期に上がる前にがくっと下がるあたりが排卵日となります。
ですから毎日忘れずに基礎体温を測ることは非常に大事な日課になってくるのです。基礎体温の正確な計り方は、毎朝なるべく同じ時間帯に目が覚めたらすぐに布団の中で計測しましょう。
超音波による卵胞の確認
まずは産婦人科で受診して、超音波で排卵しそうな大きさの卵胞を探して確認する方法ですが、排卵前の大きさは18~22mmと言われているのでより正確に予想することができます。
排卵痛
排卵日がくるときに痛みがあることですが、これはあまり正確な痛みではないようで個人差もあります。
排卵日を把握するためにも
妊娠の第一段階として排卵日を知るということが非常に大切になってきますが、排卵を知るためにはまず自分の体を知ることが必要です。
きちんと排卵が来ているのか、低温期・高温期があるのか定期的に生理があるのかなど知ることが必要になってきますので、それにはまず一度産婦人科に行ってきちんと体を調べてもらうことが妊娠するためには必要なことなのです。
まとめ
クロミッドの効果と排卵日について
排卵日とは何なのか
クロミッドとは
クロミッドのメリット・デメリット
クロミッドでの排卵日はいつ
排卵日を把握するためにも