クロミッド は 排卵 を促す効果がある薬です。不妊治療に使用されることの多い薬ですが、クロミッドを使用してもなかなか排卵 しない 場合があります。
これは、体質的な問題もあるため、クロミッドによって排卵しない場合にはコナドトロピンという注射薬に切り替えるケースが多いといわれています。
クロミッドでも排卵しない場合には?
クロミッドとは?
クロミッドとは、排卵障害がある方や、排卵はしているが周期がバラバラな方に対して使用される薬です。
クロミッドを服用することで、排卵をおこなう機能に作用し、排卵を促します。クロミッドを使用することで、排卵の周期が安定します。
排卵のタイミングがわかりやすくなるため、妊娠に役立つといわれています。
クロミッドの服用方法
クロミッドは服用することで排卵を促します。クロミッドは生理がおきてから5日目から服用をはじめます。
1週間ほど飲み続けることで排卵を促していきます。1日1錠から2錠を飲み終えたら、クロミッドはを飲みえてから1週間ほどで排卵されるといわれています。
だいたいの目安は決まっていますが、効果がみられるまでの期間には個人差があります。
飲み始めてからすぐに排卵がある方もいれば、何周期も飲み続けてやっと排卵がおきるといったような方もいます。
効果が出るまでの期間はかかる場合もありますが、ほとんどの場合でクロミッドを服用すると効果があるといわれています。
しかし、なかには飲み続けても効果がみられず、排卵が起きないというような方もいます。
排卵しない場合もある?
クロミッドは効果の高い排卵誘発剤といわれていますが、なかにはクロミッドを服用しても効果がみられない方もいらっしゃいます。
これは、排卵するための卵巣の機能が著しく弱くなっている場合や、卵子を作る機能が低下してしまっている場合が考えられます。
この場合には、クロミッドの服用を中止し、薬を変更する必要があります。
クロミッドには少なからず副作用があり、無理に服用を続けてしまうと効果が出ないだけでなく、身体を傷つけてしまう可能性も高くなってしまうのです。
そのため、効果がなかなかみられない場合にははやいうちにかかりつけの病院の先生と相談して治療法を考えることをおすすめします。
クロミッドで排卵しない場合の対処法
クロミッドを服用して3周期が経った場合でも排卵がみられない場合には、一般的にクロミッドの服用を中止する判断がされるといわれています。
クロミッドの服用によって効果がみられない場合には、コナドトロピンという注射薬による治療に切り替えることが多いといわれています。
コナドトロピンによる排卵の効果は7割から8割ほどと高い確率であるといわれています。
また、そのうちの4割ほどに妊娠の可能性があるといわれています。これは、クロミッドの服用と比べると高い確率です。
ただし、妊娠の確率が高くなるのに比例して流産がおきてしまう可能性も高くなってしまうのです。
コナドトロピンを使用して治療をした場合、コナドトロピンの刺激によって卵巣が腫れてしまう場合があります。
これは卵巣過剰刺激症候群とよばれており、不妊につながってしまう可能性もあるほど恐ろしい副作用になっています。
効果は人それぞれ
クロミッドを服用することで、効果がでる方もいれば、効果がみられない方もいます。
これは、体質や年齢、これまで生きてきた過程におこなってきたことや食べてきたものなどによってそれぞれの身体は違ってくるためです。
そのため、すぐに効果がみられない場合でも焦らず、じっくりと自分にあう方法をみつけていくことも大切です。
なかなか効果がでないからといって焦ってしまうと、それ自体がストレスとなってより妊娠しずらくなってしまうこともありますので、結果に固執してしまうのは避けたほうが良いでしょう。
まとめ
クロミッドでも排卵しない場合には?
クロミッドとは?
クロミッドの服用方法
排卵しない場合もある?
クロミッドで排卵しない場合の対処法
効果は人それぞれ