高齢出産は流産しやすい、障害を持って赤ちゃんが生まれやすい、母体に負担がかかるなどのデメリットばかりが強調されますが、だからといってマイナス面ばかり考えていても仕方がありません。
たまには、 高齢出産 のよい面も探してみましょう。
高齢出産はリスクばかりではない!?まさかのメリットも
経済面での安定
高齢出産は35歳以上で初めて出産をする場合をいいますが、この場合まず経済的に安定しているケースが多いということです。女性もその年齢になれば、職場で結構な地位にいることが多いですし、配偶者の方も同じように地位が上がっていて安定して経済的基盤があることが多いでしょう。
出産から育児にかかる費用は病院代だけではありません。赤ちゃんのベッド、服、さまざまなベビー用品等人間1人を育てていくわけですから、相当な金額になります。この年齢で出産ということは、人生設計がしっかりとできている場合が多いので、お金をかけて赤ちゃんを育てていくことができます。
現実に考えると、子育てや教育にお金をかけられる余裕のある家庭のほうが、しっかりと安定した基盤を作ることができます。お金があるということは非常にありがたいことなのだといえます。
人生経験が豊富だと余裕ができます
若い人がダメだということはないのですが、ある程度年齢を重ねているとその人生経験が役に立つことがあります。妊娠中や出産後に対象に異変があった場合の対処や、赤ちゃんが病気になってしまった時の対応などは、冷静にできる場合があります。
若いお母さんだと、自分自身もあまり社会経験がないために、さまざまな面で不安を抱えるということもあるようです。年齢を重ねていれば誰でも余裕ができるということでもありませんが、人生経験が妊娠、出産、育児という人生において重要なステージで役に立つ場合も多いのかと思います。
妊娠中の女性ホルモンがよい影響を与える?
これは確固たるデータではありませんが、若いころ(25歳未満)で出産した人に比べて、35歳以降に出産した人のほうが、子宮体がんになるリスクが減るというデータがあるようです。これは妊娠中に分泌される女性ホルモンが何らかの影響を及ぼした結果だといわれています。
これを抜きにしても、妊娠中に分泌される女性ホルモンは、若々しさや女性らしさを促進する効果があるのは確かです。女性ホルモンによって肌のアンチエイジングやバストアップが促進されます。
若いころは注意しなくても女性ホルモンの分泌は活発ですが、30歳を過ぎるとそのペースは低下していきます。そこに妊娠することで「カンフル剤」を注射することができるというわけです。
生きがい、やりがいのアップ
妊娠、出産することで女性としてだけではなく、母親として生きていくことになります。これが、生きがいや母性を刺激するという人もいます。
子育ては大変なことですが、それによって得られる精神的充足感も大きいといえます。そうしたこれまでとは違う新しい満足感を得られるのも高齢出産ならではです。若いころだとまだ自分の価値観が固まっていないため、その新鮮さを実感できることが少ないかもしれませんね。
あきらめずに前向きに
このように高齢出産だから得られるメリットというものを書いてきましたが、あきらめないで赤ちゃんを授かることが何よりも大切で幸せなことですね。現在では医療技術の発達によって昔のような高齢出産のリスクは減少しつつあります。
むしろ、高齢出産が当たり前という価値観を持って、その年齢に赤ちゃんを産むことを前向きにとらえましょう。高齢であっても問題ない!むしろそのメリットを活かして素晴らしい家庭を作る、そのような意気込みでいるといいと思います。
まとめ
高齢出産はリスクばかりではない!?まさかのメリットも
経済面での安定
人生経験が豊富だと余裕ができます
妊娠中の女性ホルモンがよい影響を与える?
生きがい、やりがいのアップ
あきらめずに前向きに