妊娠・出産で女性の体は著しく変わり、骨盤が大きく開いていますし、内臓も本来の場所から動いています。そのため骨盤矯正をすることで元の体形に戻しやすくなります。
また育児に忙しい女性でも 骨盤ベルト を使えば無理なく ダイエット が行えます。そのやり方について解説します。
産後ダイエットに効果あり?骨盤ベルトとは
骨盤矯正をするとなぜ良いの?
ダイエットをするときに「骨盤矯正」という言葉を聞いたことはないでしょうか。妊娠・出産に限らず日常の生活をしているだけで体は自ずと歪んでしまいます。すると、歪んだところに脂肪などが蓄積して体形の崩れを引き起こします。
また内臓が下垂すると本来の機能を発揮できず代謝も衰え脂肪が燃焼しづらくなります。特に産後の女性はそのまま痩せにくい体になってしまうこともあるのです。それを予防するために、骨盤を矯正する方法がダイエットの一つとして人気です。
特にベルトを使うと運動やストレッチをしなくとも矯正することができますから、産後の育児や家事に追われる女性にも有益です。ベルトを行うと、腰痛の解消になることもあります。
骨盤の歪みをチェックしよう
自分では骨盤のゆがみが分からないという方もいるかもしれません。確認する簡単な方法としては、イスに腰かけて足を組んでみる方法があります。それを左右両方足を替えて行ったときに組みにくい方があれば骨盤が歪んでいるといえます。
また鏡で見たときに脚の長さが左右で違ったり、腰のくびれの位置が左右で異なったりしていても歪んでいます。靴底をチェックして左右どちらかが多くすり減っている場合も同じ事が言えます。
骨盤ベルトダイエットとは何をするもの?
骨盤ベルトダイエットとは、その名の通り骨盤ベルトを巻くだけです。骨盤ベルトも特別な物ではなく、楽天やアマゾンなどで購入することができるもので十分です。自分のサイズに合っていて口コミが良いものを選びましょう。
産後の女性は家事や育児で立ったり座ったりと忙しいですから、付けていてもズレにくいと言われているものを選ぶといいでしょう。
骨盤ベルトはただ巻けばいい?
骨盤ベルトをとりあえず体に巻いても効果は上がりません。場合によっては余計ズレを生じさせて腰痛などの原因になってしまうこともあります。商品によって異なる場合もありますから、購入した商品の取扱説明書をよく読みましょう。
巻くときの強さも重要です。弱すぎると効果は出にくいですし、逆に強すぎると足の血行不良になったり痛みを生じさせる原因になったりしてしまいます。強く締めれば早く効果が出るというものではありません。巻いていても動くことができ、痛すぎない程度に程よく締めるようにしましょう。
なお、商品は一日数分から数時間のみ使うタイプ、寝ている間にも使えるタイプなどがあります。この点も併せて確認してください。
骨盤ベルトダイエットで注意すること
骨盤ベルトをすればすぐ痩せるわけではありません。ズレている骨盤や下がった内臓を正しい位置に戻すことが目的のものですから、食事のカロリーコントロールや運動など生活習慣も見直すことが必要です。
ダイエットのためには、三食規則正しい時間にバランスの良い食事をとり、脂肪燃焼効果のある運動を多くして、筋肉を蓄えていくようにしましょう。そのことでより太りにくい体質に変えることができます。
そして、毎日必ずベルトを付け続けるようにしましょう。また今一つ見直しておきたいのは体の癖です。足を組む時やバッグをかける時に片側ばかりにしていないでしょうか。
歩く時など、どちらかに自分の体が曲がっていないか、片方の肩が下がりすぎていないかなど意識して見てみる時間を設けましょう。
まとめ
産後ダイエットに効果あり?骨盤ベルトとは
骨盤矯正をするとなぜ良いの?
骨盤の歪みをチェックしよう
骨盤ベルトダイエットとは何をするもの?
骨盤ベルトはただ巻けばいい?
骨盤ベルトダイエットで注意すること