妊娠中期の安定期を過ぎた頃、お腹の赤ちゃんの性別もそろそろわかってきます。待望の赤ちゃんの性別がわかると早速あれこれ準備をしたい気持ちになってきます。からだが動かしやすいこの時期ぐらいから赤ちゃんを迎える準備を少しづつ始めて行きます。
今回は、 コンビ肌着 の選び方についてお伝えします。
出産前にやっておこう!コンビ肌着の選び方
コンビ肌着って?
コンビ肌着って何だろう?初めて出産をするお母さんの多くが初めて耳にする言葉だと思います。コンビ肌着とは、赤ちゃんが着る肌着のことで形状が少し変わった作りをしています。
長さが足までありまっすぐなかたちのものを長肌着と呼び、長肌着の裾の部分がホックなどで左右に別れる作りになっていて、赤ちゃんの足が動かしやすい作りになっているものをコンビ肌着といいます。
素材は基本的に綿でできているものが多くサイズが50~70センチというものがほとんどです。
肌着の着せ方
赤ちゃんの体温はとても高く37度ほどあります。実は赤ちゃんはまだ体温調節が上手ではありません。赤ちゃんへの服の着せ方は体温調節のために複数の肌着を組み合わせます。冬場は短いお腹までの短肌着の上にコンビ肌着か長肌着、その上にカバーオールというような着方をします。
そして夏の暑い時期などはコンビ肌着のみであったり、コンビ肌着とカバーオールという組み合わせにします。赤ちゃんはバタバタととてもよく足を動かします。そんな時もコンビ肌着ならまくれ上がってしまってお腹が冷えてしまうなどの心配がなく安心です。
1年を通して活躍してくれるのがこのコンビ肌着なのです。
どのくらい必要?
コンビ肌着は出産前に5、6枚用意しておくと安心です。赤ちゃんは成長がとても早いので肌着や洋服はすぐに大きいサイズのものが必要になります。1日にだいたい2、3枚必要ですが思いがけず汚れてしまうこともあります。
2、3枚汚してしまっても洗濯をして部屋に干しておくと数時間で乾いてくれます。あと、出産のお祝いなどで頂く可能性もあります。
可愛いものを見るとついつい沢山買ってしまいたくなりますがコンビ肌着はとりあえず5、6枚用意しておき、足りないなと感じたら買い足すと無駄にならずにすみます。
コンビ肌着の下のホックを開けておき長肌着の代わりとして使用することも可能です。ホックが気になる時はおむつ替えの際に少し注意して見てあげるようにすると安心です。
色なども白を基調にしたものを揃えておくと男の子であっても女の子であっても使いやすく後々も使いまわせて便利です。
どこに売っているの?
コンビ肌着は赤ちゃん用品を取り扱っているところであれば比較的簡単に手に入ります。子供服のお店などに置いていることもあります。だいたい1,000円~3,000円前後で購入することができますが中にはとても高価な物や短肌着などとセットになって販売されているものもあります。
インターネットやカタログショッピングなどで注文することもできます。オーガニックのものなどは肌にとてもやさしいですが値段も少し高くなってしまいます。
中に着るものですしオムツ漏れなどで汚れてしまうもこともあるので無理をせず手頃で綿など肌への刺激が少ないものを選ぶことをおすすめします。
こんなものが便利
コンビ肌着はオムツの替えやすさがとても重要な肌着です。ホックがたくさんあったり着脱が大変なものは夜中のおむつ替えなどが苦痛に感じてしまいます。今はマジックテープでとめることができるものや足の部分が工夫されていて開閉が簡単なものなどもあります。
昼間はそんなに苦痛に感じないちょっとしたことが授乳やおむつ替えでぐっすり眠れないお母さんにとっては重労働に感じます。赤ちゃんのおむつ替えを笑顔でしてあげられるようにコンビ肌着は着心地と開閉の楽なものを選ぶとやさしい気持ちでおむつ替えをしてあげることができます。
コンビ肌着は赤ちゃんの首や腰がすわりだすと被るタイプの肌着を選ぶようになり、活用しなくなるお母さんも増えます。しかしコンビ肌着を着ることができるのは長くても1歳半ぐらいまでです。せっかく用意したものなので使える間は上手に活用していくことが大切です。
まとめ
出産前にやっておこう!コンビ肌着の選び方
コンビ肌着って?
肌着の着せ方
どのくらい必要?
どこに売っているの?
こんなものが便利