黄色いおりものは妊娠？それとも病気？

おりものは女性の体内から下りて来ることから下り物と呼ばれているそうです。おりものは膣内部から出る組織や粘液で膣内を清潔に保つ大事な役割があります。そのおりものに色がつくと何か原因があるのではないかと心配する人が多いです。

そこで今回は 黄色い おりもの は妊娠なのか、それとも病気なのかについて紹介します。

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－目次－

異常のないおりものとは、無色透明また白っぽい色をしています。異常がない時は無色透明ですが、下着につくと少しクリーム色のように見えますし、おりものが乾燥した場合黄色っぽく見えます。異常がない場合のおりものの匂いは、無臭か少し酸っぱい匂いがします。

人によって生理前におりものの匂いが強くなる人もいますが、異常ではないので心配をしなくても良いでしょう。また、おりものには膣内をキレイにする働きがあるため量が増加することもあります。こちらも一時的なので心配をする必要はありません。

黄色いおりものがあらわれる原因の１つに妊娠初期があります。着床をして妊娠をすると子宮内の収縮を抑える働きがあらわれるため黄体ホルモンが増加します。黄体ホルモンは酸性の性質を持っているのでおりものが黄色に変化する場合があります。

また、妊娠初期は黄体ホルモンの働きでおりものの量が増加します。生理が来なくて大量の黄色いおりものがでた場合は妊娠初期の可能性もあるので妊娠検査薬を試してみましょう。妊娠初期のおりものはサラサラしていて無臭の場合が多いです。

黄色いおりものは病気の可能性もあるので紹介します。

１つ目はクラミジア感染症です。クラミジア感染症はおりものが黄色い場合が多く、排尿の時に痛みを感じます。放置すると卵管炎や子宮頸管炎、不妊症などに繋がる恐れがあります。

２つ目は淋病です。淋病はおりものが黄色くて膿のようにでてきます。淋病の場合は臭いも強くて発熱や下腹部の痛みがあらわれる場合があります。淋病も放置すると不妊になる恐れがあるので早めに治療をしましょう。

３つ目はトリコモナス膣炎です。トリコモナス膣炎は黄緑色や黄色のおりものがでたり、痒みや痛みを発症する場合が多いです。症状が進んでいくと免疫力が下がり他の感染症にかかったりします。

黄色いおりものがでる場合は妊娠や病気の可能性もありますが、膣内に異物がある可能性もあります。生理時に使用したタンポンを膣内に入れたまま忘れていて放置していると黄色いおりものや臭いがするおりものがでる場合があります。

膣内に異物があると雑菌が繁殖していくので痒みや病気にかかったりする恐れがあります。異物がある場合はすぐに異物を除去し、膣内を清潔にすることをお勧めします。

おりものは時間が経過すると酸化して色が変わってしまうこともあります。そのため下着についたおりもので異常かどうかをチェックするのは正確性がありません。できればトイレに入ったらトイレットペーパーでおりものを拭き取ってチェックをするようにしましょう。

拭き取った時にトイレットペーパーについたおりものが白っぽい色や無色透明だったり、匂いがしなければ問題はありません。こまめにチェックをして異常がないか調べることが大事です。

おりものがいつもと違ったり、異常だと感じた場合は病院をすぐに受診するようにしましょう。特に痛みや痒みを伴っている場合は早期の受診が必要です。放置をしないで病院へ行きましょう。

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まとめ

黄色いおりものは妊娠？それとも病気？
異常のないおりものとは？
黄色いおりものがあらわれる原因は妊娠初期？
黄色いおりものは性病かも！
膣内に異物がある場合も！
おりものをこまめにチェックしよう
黄色いおりものは早めの治療を行いましょう！