経産婦の場合、初産婦のときと比べて赤ちゃんの胎動を感じるのが早いといわれていますが、必ずしもそうとは限りません。胎動をはやく感じるといわれているのは、体質ではなく、経験値による見解なのです。
そのため、 経産婦 の場合でもなかなか 胎動 が感じられないといたこともあります。
経産婦は胎動を感じるのが初産婦のときより早い?
経産婦と初産婦の違い
経産婦と初産婦には妊娠中にはさまざまな違いを感じる場面が多くあるといわれています。
その理由としては、一度出産までの過程を経験しているため身体が変化していることといわれています。
経産婦の場合には一度出産をしているため、妊娠や出産に適応しやすい身体になっているのです。
子宮口はもちろん、産道など初産婦の方に比べると広がりやすい状態となっています。
また、身体の変化以外にも妊婦の身体におこりやすいトラブルなども経験しているため、この状態は安全、反対に危険かな?などと変化に気がつきやすいといわれています。
2人目以降は胎動が早い!?
一般的には胎動を感じはじめる期間は初産婦に比べて経産婦のほうが早いといわれています。これは、胎動を一度経験しているということが大きく関係しています。
通常、初産婦の場合は妊娠20週以降に胎動を感じはじめるといわれていますが、経産婦の場合、初産婦の方より2週から3週も早く胎動が感じられるというのです。
胎動は子宮壁を赤ちゃんが蹴る振動のことをあらわしているのですが、経産婦の場合は一度胎動を経験することで小さな振動でも“これは胎動だな”と察知することができるのです。
しかし、経産婦だから胎動をはやく感じるというわけではなく、あくまでも一度経験をしているから、胎動がわかりやすいということのため経産婦の場合でも胎動がなかなか感じられないといった場合でも特に心配することはないです。
経産婦の場合なのになかなか胎動がわからない場合でも、胎動はいずれは感じられるようになるので、胎動を感じる期間ばかり気にしてしまうとそれ自体がストレスとなり身体に悪影響を及ぼす可能性があるため、気にしすぎないようにしましょう。
経産婦と初産婦の出産に関しての違い
胎動の感じはじめる期間の違いのほかにも、経産婦のほうが陣痛の痛みが軽い、出産が楽、出産予定日よりも早くなることが多い、つわりが軽いなど妊娠から出産まで全体的に経産婦のほうが楽に感じられるようなことを聞いたことがあるかもしれません。
しかし、これらはあくまでも“噂”です。なかには産道が一度開いているため出産のスピードが早いといったことはありますが、妊娠過程から出産までは個人差が大きいため1人目よりも2人目を妊娠・出産したほうが辛かったというような場合もあります。
特につわりに関しては個人差が大きく出やすいといわれています。
つわりの辛さはもちろん、食べづわりなのか吐きづわりなのかなどつわりの種類も大きく変化することがありますので、2人目以降だから安心と思っていると聞いていた話と違った!などとなる場合もあります。
出産人数ではなく、あくまでも個人差
出産が楽に感じるかどうかは、出産を経験した人数ではなく、あくまでも個人差が大きいといわれています。
出産した人数によって痛みやおこりうるトラブル、胎動などの経験はある程度理解できている状態ではありますが、出産を経験しているということはそれだけお母さん自体が年齢を重ねているということでもあります。
そのため、初産婦のころよりも高齢出産に関係するトラブルは増えていくことは忘れないでください。
また、産道なども固くなっている場合もありますし、体力的にも大きな問題がある場合もあります。
2人目以降の出産になるからと楽観的に考えるのではなく、人数が多く増えているからこそ考えられるトラブルなども頭に入れたうえで出産までのマタニティライフを楽しんでください。
まとめ
経産婦は胎動を感じるのが初産婦のときより早い?
経産婦と初産婦の違い
2人目以降は胎動が早い!?
経産婦と初産婦の出産に関しての違い
出産人数ではなく、あくまでも個人差