陣痛 がくると赤ちゃんが生まれてくるまでもう間もなくですが、予定日を迎えても陣痛がこないといった方も多くいます。
経産婦 に多いともいわれていますが、実際のところ経産婦だから陣痛がなかなか こない というわけではありません。陣痛がくるには個人差が大きく関係しているのです。
陣痛がなかなかこない!経産婦には多い事例?
陣痛がおこる時期
赤ちゃんが生まれる合図として陣痛がありますが、陣痛がおこる時期は正産期とよばれる37週から41週頃までに多くみられます。
正産期のなかでも、妊娠40週は出産予定日が設定されており、この予定日が赤ちゃんの誕生の目安といわれています。
とはいっても、あくまでも出産予定日は目安であり出産予定日ちょうどに生まれる方のほうが少ないといわれています。
予定日よりも早く生まれる方もいれば予定日を過ぎてからの出産となる方もいらっしゃるため、予定日を過ぎてもなかなか陣痛がこない場合でも正産期のなかであれば特に心配することはないといわれているので安心してください。
陣痛のメカニズム
陣痛がおきるにはお母さんの身体のなかで生産されるホルモンが大きく関係しています。
陣痛に関係するホルモンは2つあり、1つ目は陣痛を抑制し、お腹のなかで赤ちゃんを育てるためのホルモンです。
このホルモンは主に正産期までの間で多く分泌されており、このホルモンのおかげで赤ちゃんが早く生まれることなく十分に成長できるのです。
2つ目は陣痛をうながすはたらきがあるホルモンです。このホルモンは正産期に入ると多く分泌されます。
陣痛を抑制するホルモンが減少し、陣痛を引き起こすホルモンが多く分泌されることによって陣痛がおき出産へとつながるのです。
経産婦は陣痛がなかなかこない?
経産婦の場合には予定日を迎えてもなかなか陣痛がこないという方も多いといわれていますが、かならずしもそうとはかぎりません。
陣痛がおきるタイミングなどは個人差があり、初産婦と経産婦などで変わってくることはありません。経産婦の場合でも予定日よりもはやく生まれてくる方もいらっしゃるのです。
はっきりと医学的な根拠はありませんが、もともとの胎盤の寿命が関係しているといったような話もあります。
ただし、正産期を過ぎてしまった場合には陣痛をうながす処置をおこなうことがありますので、担当のお医者さんと相談してみることをおすすめします。
陣痛がなかなかこない場合には?
陣痛が予定日を過ぎてもなかなかこない場合には外部から刺激をあたえることで陣痛を促す効果が期待できます。
一般的に有効的なものとしてはウォーキングやスクワット、ぞうきんがけなど身体を動かすことや会陰マッサージ、乳輪のマッサージなどです。
予定日が近づいてくると急な陣痛や破水などを恐れて動くことが少なくなってしまう方も多くいらっしゃいます。
しかし、身体を動かさなくなってしまうと陣痛を促せないだけでなく、体重増加や股関節周りを硬くしてしまいお産の際にリスクとなってしまう場合があるのです。
そのため、できる限り運動をおこなうことがおすすめです。
ただし、運動をおこなう際には突然の陣痛などに備えて母子手帳やナプキンなどを携帯したうえでおこなうようにしましょう。
また、会陰部や乳輪のマッサージをおこなうことによって刺激自体が陣痛を促す要因になり、さらに子宮収縮を促すホルモンを分泌するため、陣痛を引き起こすきっかけにもなります。
これらの方法はあくまでも陣痛を促すためのきっかけになるものですが、これらをおこなっている場合でもなかなか陣痛がこない場合もあります。
先ほども述べていますが、陣痛がおきるタイミングには個人差が大きく関わってきますので、焦らずにリラックスした状態で赤ちゃんからの合図を待つことをおすすめします。
まとめ
陣痛がなかなかこない!経産婦には多い事例?
陣痛がおこる時期
陣痛のメカニズム
経産婦は陣痛がなかなかこない?
陣痛がなかなかこない場合には?