妊娠中は順調に来ていたものの、体質変化で便秘になったり、出産時に強くいきんだことから出産後に痔になってしまう人は非常に多いです。自然に治癒すると良いのですが、中には数週間しても痛みがひかなかったり、腫れてしまったという人もいます。その場合は手術をした方が良いでしょう。
今回は 痔の手術 費用や日数はどれくらいかかるのか、また痛みはあるかも徹底紹介します。
痔の手術費用や日数は?痛みはあるかも徹底紹介
痔の手術費用はどれくらいかかる?
痔を手術するとなると、まずは病院に行く診察料がかかります。採血などの検査をすると大体1万円前後かかることになります。痔の手術費用は一般的に相場が10万円程度となります。しかし保険が適用されるので患者の自己負担は大体4万円前後となります。
手術費用は4万円前後で済みますが、もし入院するとなると別で食事代やベッド代などがかかることになります。全部合わせて6万円~7万円程度かかると思うと間違いないでしょう。また、日帰りで済み、再発が少ないといわれているPPH手術は12万円かかります。
どんな場合に手術が必要?
痔が悪化すると内痔の他に外痔にまで炎症がおき、指で肛門内に押し込めてもすぐに外へ出てきてしまいます。常に肛門から痔が出ているままになっていたら病院へ行き、手術を受けた方が良いでしょう。
出産後は会陰切開の傷なのか、痔の痛みなのかが判断しにくいです。大体出産後1ヶ月で会陰切開の傷は消えます。その後も肛門付近が痛いようなら、それは痔の痛みだと考えられます。以前よりも痔が大きくなっていたり座ると激痛を感じるようなら1度病院を受診した方が良いでしょう。
痔の手術は痛い?
手術中は麻酔をしているため、痛みを感じることはほぼありません。痛みがでるのは手術後の麻酔が切れた後です。多くの人が手術をした日の夜に傷が痛んだり、気になったりして寝付けない場合が多いです。
しかし痛みはずっと続くわけではなく次の日からは歩行をしても痛みを感じることはありません。痛みは個人差もあるので、どうしても痛みを感じる場合は遠慮せずに看護師に話しましょう。鎮痛剤を処方してくれます。手術後は横になって安静にしましょう。
手術直後に座ったり力むことで強い痛みを感じてしまいます。横になることが最も痛みを少なくする方法と言えます。
遠方からでも日帰りの手術はできるのか?
中には手術は評判の良い病院で行いたいと思っている人や、近くに肛門科がない人もいるかもしれません。その場合は、遠方からでも日帰りの手術をすることは十分可能です。
痔の手術は大体10分程度で終わる場合が多いです。手術後、止血するまで病院のベッドで休憩してから帰宅するという形になります。手術してから帰るまでに3時間程度あれば終わることができます。
また、手術後の傷のフォローなどは自宅の近くの病院などで受けることが可能です。
痔の手術後に気をつけることとは?
痔の手術をしてしばらくは傷口が塞がらずに排便時に痛みを感じることがあります。痛みを和らげる方法があるので紹介します。
1つ目は下剤を飲んで便を柔らかくすることです。下剤は病院から処方される場合がほとんどでしょう。力むことで肛門付近が痛んでしまうので便を柔らかくする必要があります。
2つ目はお尻に負担をかけないことです。座る時間が長い人は20分経ったら立って軽く運動したりするようにしましょう。
3つ目はお尻の周りを温めることです。お風呂にゆっくり浸かることも大事です。お尻の周りを温めることで痔の手術後の痛みが軽減します。
痔の手術は全ての人が入院するわけではありません。日帰りでもできる場合が多いので一度病院を受診し相談してみましょう。
まとめ
痔の手術費用や日数は?痛みはあるかも徹底紹介
痔の手術費用はどれくらいかかる?
どんな場合に手術が必要?
痔の手術は痛い?
遠方からでも日帰りの手術はできるのか?
痔の手術後に気をつけることとは?