子どもは欲しい時に思い通りにできるものではありません。女性の体には周期があり、妊娠しやすい期間がきちんとあります。確実に子どもが欲しいと思うのであれば、基礎 体温 をつけて、妊娠しやすい期間である 排卵日 をしっかりと知ることから始めます。
妊活の第一歩 基礎体温を付けて排卵日を知る
基礎体温とは
朝目を覚ました直後、動き出す前の体温を基礎体温といいます。起きたり動いたりすると体温が上がってしまうため、正確な基礎体温を測るために寝たままの状態で測ります。
基礎体温には周期があり、小数点第一位というわずかな温度で上下します。このわずかな温度の変化によって、排卵日や生理日、妊娠を知ることができます。また、基礎体温の上下がない場合は、婦人科の病気がわかることもあります。
基礎体温の付け方
周期を知るためには、少なくとも1か月はつける必要があります。基礎体温を測るためにはまず、小数点第二位まで測ることのできる婦人体温計を用意します。測る時は、朝目が覚めてすぐ、寝たままの状態で測ります。舌の裏に体温計を入れて測るのが基本です。抵抗を感じる方は、わきに挟んで測っても大丈夫です。
目が覚めてすぐ毎日同じタイミングで測ることがポイントです。枕元など手が届く場所に婦人体温計を置いておくようにします。また、測った体温をすぐ記録できるように、携帯やメモも一緒に準備しておきます。
基礎体温の管理の仕方
測った基礎体温をわかりやすく記録するために、専用のアプリを使うことをお勧めします。無料で基礎体温を管理することができるアプリがいろいろとでています。自分にとって見やすく使い易いものを見つけるようにします。
自動でグラフを作成してくれる機能や生理の周期を設定すると排卵日や生理日、妊娠しやすい期間を教えてくれる機能など、いろいろとあります。アプリによっては、妊娠がわかった後も週数や予定日を計算してくれる機能があるものもあります。
長く使うことができる自分に合ったアプリを探すことをお勧めします。
排卵日の見分け方
その月によって周期が2,3日づれたりと微妙に周期が変わることもあります。生理が終わった後に測った体温から、急に体温が下がったところを排卵日の目安とします。この排卵日から前後3日が妊娠しやすい期間となります。
人によっては、お腹に痛みが出る排卵痛があることもありますが、体感してわかる人は少ないです。パートナーと話し合いながら、妊娠しやすい期間を過ごすようにしてください。
妊娠しているか確認のタイミング
妊娠しやすい期間の後は、基礎体温が高くなっていきます。生理予定日を過ぎて14日以上高温の状態が続くと、妊娠の可能性があります。逆に体温が一気に下がると生理がきます。14日を過ぎても体温が下がらない場合は、妊娠検査薬で調べます。
妊娠検査薬はドラッグストアなどで簡単に買うことができます。検査する時間帯がいつでも大丈夫なものが多いです。妊娠検査薬の使い方は、適量の尿を検査薬の先端にかけ、しばらく平らなところに置いておくと、陽性・陰性のチェックが表示されます。
陽性の反応が出た場合は、産婦人科を受診します。あくまでも妊娠検査薬は簡易的なものなので、最終的にはきちんと受診して確認することをお勧めします。
妊娠していなくても諦めない
基礎体温をつけ、妊娠しやすい期間にパートナーと過ごしても、なかなか妊娠しないことが続くと落ち込んでしまうこともあります。しかし、タイミングの問題もありますので、めげずに基礎体温をつけてください。妊娠とはそれだけ奇跡なことです。
あまり思いつめずに、今はそういう時ではないと気楽に考えるようにしていきます。いいタイミングできっと授かることができると信じて、根気よく続けていくことが大切です。
まとめ
妊活の第一歩 基礎体温を付けて排卵日を知ろう!
基礎体温とは
基礎体温の付け方
基礎体温の管理の仕方
排卵日の見分け方
妊娠しているか確認のタイミング
妊娠していなくても諦めない