一人目の時は「ん?これは胎動なのかな?」と気付きにくく、胎動が激しくなってからやっぱりそうだったのかとわかることが多いです。しかし 二人目 になると 胎動 がどんな感じだったのか、何となく覚えているので「お、胎動だ」と割とすぐ気付くことができますよね。
初産婦と経産婦では胎動の感じ方、時期が少し違うのです。
二人目の胎動は一人目より早く感じる
胎動とは
お腹が大きくなり胎児が成長することで良く動くようになります。この動きを「胎動」と言います。胎動は、胎児が外に出てくるために必要な「準備運動」とも言われています。
キッキング
足、腕を曲げ伸ばししてキックしたりパンチする動きです。胎児が大きくなるに連れて胎盤に隙間がなくなってくるため、この動きは少なくなっていきます。
ローリング
体をぐるっと前転、後転させる動きです。えぐられるようなグリッとした動きを感じます。
しゃっくり
胎児は大人と同じようにしゃっくりをします。胎児がしゃっくりをするのは、外の世界に出た時の呼吸法を身に付けるためだと言われています。定期的に脈を打つような胎動を感じます。
胎動の始まり方
胎動の始まり方は腸の動きと勘違いするなど、初産婦には少しわかりにくいかもしれません。二人目になると1度経験しているので「もしかして胎動かも」と気付けるようになる人も増えます。
胎動は下腹部(お臍のあるラインから下)で感じられ、最初は数回「ぽこぽこ」あるいは「ピクピク」とした、内側から軽く何かを当てられたような感じがします。外から触ってもわからないため、この時期は胎児とお母さんだけにわかる特別な時期です。
胎動を感じる時期
胎児の動きはお母さんにわかるようになります。胎動を感じる時期は人によって違いますが、初産婦の場合18~22週頃からです。経産婦の場合は16週頃から感じる人が多いようですが、もっと早く感じる人もいます。この違いは1度妊娠を経験しているか、していないかです。
妊娠を経験しているとお腹の厚さや羊水の量など、初産婦との違いがあると言われています。そのため二人目の方が胎動を感じる時期が早いと言う人が多いです。
胎動を早く感じることはおかしなことではありません。お母さんに伝わるほど動くようになって、胎動を感じることができるわけで、胎児は小さい時から沢山動いています。
体が小さいため母体に触れることなく動くので、ある程度大きくなり胎動が母体にぶつかるようになることで初めて感じられるのです。
徐々に胎動の激しさは増す
二人目だと想像がつくと思いますが、胎児が大きくなればなるほど胎動の激しさも増します。えぐられるように蹴られたり、胎動の激しさで眠れないこともあります。肋骨が折れてしまった、ヒビが入ってしまったと言う人もいるようです。
動きが激しくなると、外側から触ってもわかるようになります。旦那さんにも触ってもらいましょう。お父さんになる、その実感が少しは湧くはずです。
胎動は胎児が元気に育っているサイン
胎動が感じられると、お母さんも安心しますよね。元気に蹴っている、今グルンと回ったなど慣れてくるとどんなふうに動いたかもなんとなくわかってきます。胎児が動くと一心同体になった気持ちになります。
お酒が好きな人も激しい乗り物が好きな人も、その他沢山のことを妊娠中は我慢しなくてはなりません。つわりが酷くて妊娠するって大変、辛いこともあるなと感じ、ネガティブ思考になっている人もいるはずです。
そんな中、胎動を感じられると「赤ちゃんも元気に育ってくれている」と勇気付けられます。とても幸せな気持ちになりますよね。
胎児はたった数ヶ月しか感じられないお母さんだけの特権です。
まとめ
二人目の胎動は一人目より早く感じる
胎動とは
胎動の始まり方
胎動を感じる時期
徐々に胎動の激しさは増す
胎動は胎児が元気に育っているサイン