2人乗りのベビーカーに同じ顔をした赤ちゃんたちが乗っているのを見ると、微笑ましいですよね。同じ服を着て、ニコニコご機嫌の様子。一人でもかわいいですが、二人いると愛らしさ倍増だと思います。双子を産みたいと思ったことはありますか?2人以上子供を計画している人なら、一度の妊娠で2人を授かるのは魅力的かもしれません。かわいい 双子 ちゃん、実際どのくらいの 確率 でできるのでしょうか?
かわいい双子ちゃんが産みたい!双子妊娠の確率
一卵性双生児と二卵性双生児
まず、双子には一卵性と二卵性があることを知っておきましょう。一卵性は1つの卵子に1つの精子が受精し、その後2つに分かれてそのまま成長して生まれてきます。そのため、2人は性別や血液型が同じで、完全に同じ遺伝子を持っています。性格も似てきます。
一方、二卵性は、2つの卵子にそれぞれ精子が受精するため、性別や血液型が同じ場合もあれば異なる場合もあります。遺伝子は平均して50%くらいが同じです。一卵性の双子は顔もそっくりですが、二卵性の双子は別々に受精しているので、顔が似ているとは限りません。
双子が生まれる確率
一卵性と二卵性で確率は異なってきます。一卵性はだいたい0.3~0.4%くらいですが、二卵性は1%ほどと言われています。一卵性は全ての人に差がなく、偶然に妊娠するのに対して、二卵性の双子は人種によっても確率が変わってくるようです。
自然妊娠の場合、アフリカ系の人が一番高く、続いて欧米人(白人)、アジア人と続きます。また、二卵性は遺伝と環境が確率に影響するそうです。母親側の血縁関係に二卵性双生児がいれば、二卵性の確率があがります。
確率をあげるためにできること
双子妊娠の確率をあげるには、どうすればいいのでしょうか?一卵性は偶然でしかできませんが、二卵性は不妊治療で授かる可能性があります。体外受精で受精卵を複数入れたり、排卵誘発剤によって排卵を多く促したりすることによって確率を上げることができます。
しかし、不妊治療は不妊症と診断されないとできないのが通常です。双子が欲しい為に治療を受けるのは難しいでしょう。高齢で妊娠する場合も卵子を2個排卵する確率が高まるそうです。また、乳製品を多く摂取するといいという説もあります。
痩せている人よりも栄養状態のいい太り気味の人のほうが双子を授かりやすいという説もあることから、健康的に太るのもいいかもしれません。
他に、科学的根拠はありませんが、双子の出生率が高い海外の地域では、里芋の種類のタロイモを食べていることから、タロイモを試すのも良いかも知れません。
リスクがある双子妊娠と出産、育児。でも幸せ2倍
実は、双子妊娠には多くのリスクが潜んでいます。通常一人の赤ちゃんが育つ子宮の中に、2人が育つのですから、ママはより多く栄養を送らなければなりません。その為、血が足りなくなり貧血になりやすく、また、お腹の子供たちの発育も均等でない場合も結構あります。
また、臨月に近づくにつれて、お腹が大きくなり過ぎてしんどくなるでしょう。正産期より早く出産するケースが多く、小さく生まれた赤ちゃんは保育器に入る可能性が高いでしょう。帝王切開で出産する場合も多いです。
リスクのある出産になるので、健診を受ける時点で大学病院などの設備のある病院に通う必要がでてくるかもしれません。
産後は、当然ですが子育てを2人分することになります。二人の睡眠サイクルや授乳間隔もそれぞれ違うでしょうから、ママは寝る間もなく授乳、オムツ替え等のお世話をしなければならないでしょう。
経済的にも2人分ということで2倍と考えましょう。リスク2倍、苦労2倍、経済面も2倍。いかがでしょうか。でも、過程が大変なほど、子供たちの愛らしさも2倍!至福感も2倍になるかもしれませんね。
まとめ
かわいい双子ちゃんが産みたい!双子妊娠の確率
一卵性双生児と二卵性双生児
双子が生まれる確率
確率をあげるためにできること
リスクがある双子妊娠と出産、育児。でも幸せ2倍