妊娠&出産のいろは

  • ホーム
  • はじめての方へ
  • カテゴリ一覧
  • Twitter
  • Facebook
  • お問い合わせ
    • 免責事項・知的財産権
現在の場所:ホーム / 意外と身近な不妊治療 / 不妊治療で使われる漢方

不妊治療で使われる漢方

ten

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

funinchiryo kanpo

不妊治療 と聞くと、何か人工的な機械的なイメージが強く敬遠される方もいますが、その手段が漢方であったらすんなりと入っていけるのではないでしょうか?日本人にとって 漢方 は受け入れやすいものですよね。

『漢方は穏かに効いて副作用がない』とよく聞きますが、はたしてそれは本当なのでしょうか。


スポンサードリンク

不妊治療で使われる漢方


- 目次 -

  • 漢方って一体何?
  • 不妊治療に使われる主な漢方薬
  • 副作用について
  • 使用の際は自己判断しない

漢方って一体何?

漢方は漢時代の中国で発達し、日本へ入ってきた医学の事です。病気に直接働きかけるのではなく、病気を元から治す人間の持つ「自然治癒力」を高めて利用し治療を行います。自然派が流行している現代社会にはぴったりと言えるかもしれませんね。そしてこの漢方で用いられている薬が漢方薬というわけです。漢方薬は元々地球が持っている力を利用しようと、草花、木、根、動物性由来、天然物を組み合わせてつくられています。またよく耳にする「生薬」とは、自然界にある天然のものをそのまま使用する薬の事です。


不妊治療に使われる主な漢方薬

漢方薬には多くの効果が含まれているため、ここでは不妊に関係する効果だけをあげていきます。使用するあなたの体質や体調によっても効果が変わってきます。

  1. 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
    最もポピュラーな不妊治療の漢方薬です。冷え、むくみ、疲れ、頭痛、生理不順、不妊など、女性特有の疾患に広く効きます。
  2. 温経湯(うんけいとう)
    生理不順、足腰の冷え、子宮を暖める
  3. 婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
    頭痛、肩こり、生理痛、のぼせ、冷え性、貧血
  4. 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
    不妊、めまい、肩こり
  5. 桂枝茯苓丸(けいしぶりょうがん)
    生理不順、頭痛、肩こり、のぼせ、足のひえ、不妊

この他にも間接的に不妊に効く漢方薬は数多くあります。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や温経湯(うんけいとう)は黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモンの分泌を促し、排卵障害にも効果的です。

<当帰芍薬散、これを飲み始めてから、生理痛、PMSは改善された気がします。不正出血も前より減ったし、もう少し続けてみて、体温アップと不正出血が改善するといいなぁと思います> ※参考出典


副作用について

薬と言うからには副作用はあります。しかし「弱く、効く」薬はその副作用も弱いものです。漢方薬というと副作用はないものと思いますよね。正直なところ副作用と言うべきか迷ったのですが、ピーナッツにアレルギーがある人がいるように、漢方薬の原料にアレルギー的なものを示す人がいるのです。その症状はじんましん、熱、動悸を感じることもあります。症状がよくならない場合は、医師の診察を受けましょう。

<欠かさず飲んだのですが、結局改善されることはありませんでした。もともと不正出血もあったのですが、これも治ることはなく漢方を飲んでいても、結局何も変わらず。基礎体温も高温と低温に分かれることもなく、ずーっと低体温のままでした。ウンケイトウは相性が合えば、もともと身体を温める漢方薬> ※参考出典


使用の際は自己判断しない

薬局にいくと、漢方薬がずらっと並んでいたりしますよね。市販されているものはかなり弱いものですが、それでも自己判断で適当に飲むのはお勧めできません。漢方薬は原因を根本から治すものです。そのため、自分の不妊の原因がどこにあるのかをしっかりと把握しておかなければいけないのです。例えば排卵障害があるなら、それは何が原因でそうなっているのか、ストレスなのか体の冷えからなのか、卵管に直接問題があるかもしれません。体の奥深くを知り的確な漢方薬を選ばなければ、その効果は期待できません。

また、漢方薬には向き不向きもあるのです。先ほど例にあげた当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は冷え性で痩せ型の人に向いています。桂枝茯苓丸(けいしぶりょうがん)は、ほてりを感じる、体格のいい人向き、といった具合です。「漢方薬だから」となんでも飲んでいいと言うわけではないのですね。薬の向き不向きも知った上で、的確な量を飲む必要があるのです。

また、的確な量というのは、あなたの「症状の段階」でも飲む薬やその量が変わります。飲み始めはこちらの薬で、だいぶ改善されてきたので次はあちらを少量…といったように。なんとも複雑で難しいですよね。だからこそ漢方薬を使用する際は自己判断はあまりおすすめ出来ないのです。不思議な錯覚で、西洋医学の薬は慎重にのみますが、東洋医学の薬はお手軽に飲んでしまっていますよね。漢方薬を使用する際も、それを扱うことの出来る医師、薬剤師にきちんと相談し説明を受けてから飲むようにしましょう。

あなたの漢方薬に対しての考え方が少し変わったのではないでしょうか?使用するには何より「自分がどういう生き物で、どういう所が弱っているか」を詳しく知る必要があり、また、そうすることで、自分を見つめなおし自分の現状を認めると言うことにもつながっていくのではないでしょうか。

スポンサードリンク

まとめ

不妊治療で使われる漢方
漢方って一体何?
不妊治療に使われる主な漢方薬
副作用について
使用の際は自己判断しない

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

Filed Under: 意外と身近な不妊治療 関連タグ:不妊, 漢方

スポンサードリンクと関連コンテンツ

記事を探す

スポンサードリンク

カテゴリから探す

  • 生理のあれこれ
  • 生理不順と妊娠
  • 妊娠したかな?チェックしよう
  • 自分の体を知って妊娠を目指そう!
  • 意外と身近な不妊治療
  • つわりとの付き合い方
  • 赤ちゃんの産み分け
  • 知って安心。出産について
  • 妊娠中のトラブル
  • 妊娠中の病気
  • 妊娠中の方に送るメッセージ
  • 妊娠中のストレスと解消法
  • 出産時のトラブル
  • いくら払った??出産費用。
  • 産後のあれこれ
  • 赤ちゃんのあれこれ
  • 高齢出産のあれこれ
  • 悲しいけれど受け入れて…。流産。
  • 閉経

Copyright © 2023 ninshin-syussan-iroha.com