デュファストン という薬は不妊治療で多く使われているのですが、知らない人も多いのではないでしょうか。
それではデュファストンにはどのような 効果 が期待できるのか、副作用はどのような症状があるのか詳しくご説明していきたいと思います。
デュファストンってどのような人に効果が期待できるのか
デュファストンの薬の特徴は
デュファストンは不妊治療で使われることが多い薬です。
女性黄体ホルモン剤なのですが、黄体ホルモンとは子宮内膜の環境を整えてくれて妊娠しやすいようにする働きがあるホルモンで、不足している黄体ホルモンを補ってくれて妊娠を継続させる働きがある薬となっています。
そして排卵誘発や子宮内膜症などにも効果的な薬となっています。
どのような症状の人に効果があるのか
それでは次にデュファストンはどのような人に向いている薬なのか調べた結果、次のような症状に効果的なことがわかりました。
月経異常
月経の周期が25~38日、月経の日数が3~7日で症状が日常生活に支障がない軽いものが一般的なものなのですが、これの範囲から大幅に外れている症状のことを言います。
デュファストンを飲む事で正常な周期に戻すことができます。
月経困難症
月経の期間中の起こるさまざまな症状のことで日常生活が困難なほどの症状のことを言います。
簡単に言うと生理痛が酷い症状のことで、強い腹痛・吐き気・頭痛などがあります。デュファストンの服用で症状が軽くなる可能性があります。
切迫流早産
切迫流産は妊娠21週の間に流産の症状が起こることを言います。また切迫早産は22週~36週の時期に早産の兆候があることを言います。
デュファストンを飲むと症状が抑えられ妊娠を継続することができます。
習慣性流早産
習慣性流産とは流産を3度連続して起きることを言います。また習慣性早産は連続して3度早産することを言います。デュファストンで予防できることもあります。
子宮内膜症
子宮の中にある子宮内膜が内側以外のところにできてしまうことをいいます。
デュファストンで子宮内膜の働きを正常に戻します。
機能性子宮出血
卵巣の機能が何らかの原因でうまく働かなくなることが原因で起こる病気です。デュファストンで出血を抑えることができます。
黄体機能不全による不妊症
黄体ホルモンが正常より少なく分泌されると子宮内膜にも影響があり妊娠しにくい体質になってしまいます。デュファストンで子宮内膜を妊娠しやすい状態にしてくれます。
デュファストンでの副作用・飲み方について
デュファストンの副作用にはどのような症状があるかと言いますと、吐き気・嘔吐・食欲不振・頭痛・発疹・めまいなどがあります。
また肝臓病、心臓病、腎臓病の方はデュファストンの服用には注意が必要ですから必ず医師に伝えておくことが必要です。
しかし個人差がありますので全く症状の出ない人や症状が重い人などいろいろあります。もしも副作用だと思ったときには医師に相談してみましょう。
デュファストンの飲み方について
1日に1~3錠を飲みますが症状によって飲む量にも個人差があります。また治療内容によっても飲み方が違ってきますので必ず医師の指示に従いましょう。
もしも飲み忘れや体調が悪くなった時には自分で判断せずに病院に相談してみましょう。
デュファストンは不妊にも、妊娠中にもいろいろな効果を発揮してくれる薬ですので必ず医師の指示のもと飲み、また飲み忘れにも注意しましょう。
そして毎日の体調管理をしっかり行いましょう。
まとめ
デュファストンってどのような人に効果が期待できるのか
デュファストンの薬の特徴は
どのような症状の人に効果があるのか
デュファストンでの副作用・飲み方について