妊娠がわかってから大事に大事にお腹の中の赤ちゃんを育てていることでしょう。臨月はしっかりと赤ちゃんを入れておきたいものです。しかし妊娠中に出血したり切迫流産になってしまう人もいます。妊娠中は何があるのかわからないのです。
そこで今回はそんな心配な切迫流産に心強い ダクチル という薬について副作用や胎児の影響とは何かについても説明します。
心配な切迫流産に心強いダクチル!副作用や胎児の影響とは
ダクチルとはどんな薬なの?
ダクチルとは別名をピペリドレートといいます。ダクチルは一般の人には胃や十二指腸潰瘍の痙攣性の痛みに対して使用されたりしますが妊娠している場合は早産や切迫流産と判断された時に処方されます。
通常子宮の中にある羊水が漏れないように閉じている膜がなんらかのことが原因で予定日前に破れてしまい破水してしまうと切迫流産や切迫早産の危険性が高まります。これらは全て子宮収縮によっておこっていると考えられます。
ですから、子宮収縮を抑えることができれば出産できる日数までお腹の中の赤ちゃんをとどめておくことができます。ダクチルはそんな子宮の収縮を抑えて流産や早産の危険性を下げる働きがあります。
ダクチルを飲むことで赤ちゃんへの影響はあるの?
多くの妊婦さんがダクチルを処方されると赤ちゃんに影響があるのではないかと心配しています。中には病院へ行って先生にダクチルを処方されても拒否する妊婦さんもいます。ダクチルは妊娠初期の大事な時期に服用したとしても全く問題ありません。
もし初期にダクチルを服用しても流産してしまった場合は胎児側の因子の問題で薬のせいではありません。ダクチルは服用することで切迫流産や切迫早産を和らげる働きがあります。
例え間違って薬を多く服用してしまっても胎児には全く影響ありません。心配せずに医師に処方されたら飲むようにしましょう。
葉酸サプリと一緒に飲んでも大丈夫?
葉酸サプリは栄養補助食品で薬ではありません。サプリメントなので飲み合わせを心配する必要はありません。葉酸サプリは妊娠初期に飲むことで赤ちゃんの先天異常を防いでくれる働きがあります。妊娠初期でなくても赤ちゃんの足りない栄養を補ってくれる大事な働きがあります。
食べ物では摂取しにくいのでなるべくサプリメントなどで補うように医師からも話をされている人がたくさんいます。
葉酸サプリとダクチルを一緒に呑んだら具合が悪くなったと言う人がいますがこれはダクチルが強い薬のために副作用がでていることが考えられます。飲み合わせの問題ではありません。
子宮収縮には良いけど副作用もある!
ダクチルには副作用もあります。重症になって具合が悪くなることはまずありませんが、もし服用していて体調が悪くなってしまったら医師に相談してみてください。副作用の症状で多いのは口が乾いたり便秘になってしまうことです。
また人によっては頭痛を感じたり尿がでにくくなってしまったり動悸を感じたりする人がいます。飲み続けるかどうかの判断は自分で決めずにすぐに病院へ行きましょう。
とにかく安静にしましょう
切迫流産や切迫早産になってしまった場合、ダクチルを処方されたからといって普段通りに動いてはいけません。最も大事なことは薬を服用しながらとにかく安静にすることです。激しい運動や車の揺れなども子宮収縮につながる恐れがあります。
切迫早産や切迫流産の度合いによっても違いますが症状が重い人ほど家事やお風呂も禁止で食事以外は動かないようにしなければいけません。いつまでダクチルを服用するかどうかも含めてしっかりと医師の話を聞きましょう。
ダクチルは副作用はあっても赤ちゃんには問題はありません。切迫流産や切迫早産で出産してしまわないようにしっかりと服用するようにしましょう。
まとめ
心配な切迫流産に心強いダクチル!副作用や胎児の影響とは
ダクチルとはどんな薬なの?
ダクチルを飲むことで赤ちゃんへの影響はあるの?
葉酸サプリと一緒に飲んでも大丈夫?
子宮収縮には良いけど副作用もある!
とにかく安静にしましょう