産後はホルモンバランスが乱れがちで肌質も変わってしまいます。そのため肌トラブルで悩む人も多くいます。中には出産後、肌質が変わってニキビなどが顔にでるようになったと言う人もいます。インターネットでベビーパウダーがニキビに効果があると言う口コミをよく見かけます。
そこで今回は ベビーパウダー は ニキビ に効くのか、また正しい使い方とは何かについて紹介します。
ベビーパウダーはニキビに効く?正しい使い方とは
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ベビーパウダーの働きは何?
ベビーパウダーには主にタルクとコーンスターチが含まれています。タルクは鉱石を細かく砕いた物でとても柔らかい性質です。コーンスターチはとうもろこしなどから採取することができる植物のでんぷんのことで香りもなく安全な成分です。
タルクやコーンスターチには汚れや皮脂を吸うという効果があります。そのため赤ちゃんのおむつかぶれなどを防ぐために使用されています。
ベビーパウダーはニキビに効果があるのか
ベビーパウダーは肌にある皮脂や水分を吸う働きがあるだけでなく、乾燥も防いでくれます。これを毛細管現象と言います。
一見ベビーパウダーはニキビに効果があるように見えるかと思いますが、実はベビーパウダーを炎症したニキビ肌に塗ることで毛細管現象を弱らせる働きがあるのです。皮脂や汗をベビーパウダーの細かい粒で吸った後に毛穴をつまらせてしまい、ニキビが余計に悪化してしまう可能性が高いです。
健康な肌にベビーパウダーを使用するとサラサラできれいな肌を維持してくれるのですが、ニキビがある人が使用すると逆に悪化してしまう場合があると言うことをよく覚えておきましょう。
どんなニキビに効果があるの?
全てのニキビ肌を悪化させてしまうわけではなく、ベビーパウダーを使用することで炎症を抑えることができるニキビもあります。ベビーパウダーには皮脂や汗を吸ってくれる働きがあります。そのため脂が毛穴に詰まってできているニキビには効果があると言われています。
例えば普段から脂性肌などの脂がでやすい人や思春期や出産後に体質が変わり、皮脂が過剰にでてしまっている人には高い効果があると言われています。
ニキビは肌が乾燥してもおこります。乾燥肌の人はベビーパウダーを使用するとニキビが悪化する恐れがあるので使用するのはやめましょう。
ニキビに効果的な使い方とは?
ニキビに効果的なベビーパウダーの使用の仕方はファンデーションの代わりに顔に塗ると言うことです。ベビーパウダーを使用する前に、まずはしっかり洗顔をして顔の汚れを落とすようにしましょう。その後、化粧水を顔全体につけて乾燥を防ぎます。
ニキビは紫外線にあたってもでてしまいます。下に日焼け止めや下地を塗っていきましょう。最後にパフにベビーパウダーをつけてこすらずにはたくようにつけていきます。顔が粉っぽくなるのでブラシを使用していらない粉を落とすと良いでしょう。
少なくとも2週間はベビーパウダーをファンデーションの代わりに使用し様子を見ていきます。もし異常を感じたり効果が得られないと思った場合は使用をやめましょう。
ニキビにベビーパウダーを使用する注意点とは!
ニキビにベビーパウダーを使用する時は2つの注意点があります。
1つ目は肌を刺激しないようにつけることです。ニキビはこすったり触ったりすることでも炎症をおこしどんどん悪化していきます。ベビーパウダーをこすってつけてしまうと粒が肌を刺激しニキビが悪化してしまう可能性があります。
2つ目はパフは常に清潔を保つことです。パフをずっと同じ物を使用していると菌が繁殖してニキビが悪化してしまいます。こまめに新しいパフに取り替えましょう。
あくまでもニキビ予防として使用しよう
ベビーパウダーはニキビを治すものではありません。肌に優しく刺激は少ないけれどニキビを治しているというものではないということを知っておきましょう。あくまでもニキビ予防として使用してください。
まとめ
ベビーパウダーはニキビに効く?正しい使い方とは
ベビーパウダーの働きは何?
ベビーパウダーはニキビに効果があるのか
どんなニキビに効果があるの?
ニキビに効果的な使い方とは?
ニキビにベビーパウダーを使用する注意点とは!
あくまでもニキビ予防として使用しよう