赤ちゃんの名前は、親からの最初の贈り物と言われます。赤ちゃんが生まれたら、出生届を出す前に必ず決めなければなりません。大事なわが子にとっておきの名前をと思いますが、そう簡単に決められないという人が多いのではないでしょうか。
大事な 赤ちゃんの名前 、妊娠中から考えておきましょう。
最初の贈り物、赤ちゃんの名前を考えよう
赤ちゃんがお腹にいる時から考えよう
最近は、妊婦検診時のエコー検査の精度が上がり、高確率で性別を見ることができるようになりました。生まれるまで知らないでおこうという方針でない限り、妊娠6か月位には、ほとんどのママさんが性別を教えてもらうことになります。
この頃から赤ちゃんの名前を考えることをお勧めします。それにはいくつか理由があります。
まず、名前を付けることによって、胎教しやすくなるという点があげられます。「~ちゃん」「~くん」と呼びながら、お腹を優しく触りながら本を読んであげたり、話しかけたりすることで、赤ちゃんに対する愛情が増してきます。
まだ生まれてはいないけれど、愛らしい我が子への気持ちが募ること間違いなしです。そして、そんなママやパパの気持ちは赤ちゃん側も感じ取ってくれることでしょう。
また、夫婦にとって名前を真剣に考える機会は、親になるという自覚や家族の一員として赤ちゃんを受け入れる心構えにもつながります。
名付けはどうすればいい?
性別が分かれば、どんな子に育ってほしいのか等、子供への想いを明確にする機会が名付けだと言えるでしょう。色々なノウハウ本や姓名判断がありますが、まずはご自分でご自分のお子さんに対する想いをまとめてみて下さい。
紙に箇条書きに書き出してみるといいでしょう。生まれた季節や月、生まれた年の出来事や思い出の場所にあやかって名前を付けたい場合も同様に書き出してみて下さい。あまり他にないようなお洒落な名前を付けたいなら、インターネットや本の力を借りて探してみてもいいでしょう。
両親や祖父母の名前から一字とって使いたい漢字がある場合は、辞書で漢字の意味を調べながら、相性のいい字をみつけてみましょう。ちなみに漢字を探す場合は、名前に使える常用漢字と人名用漢字の範囲かどうかを確認しておきます。
名前は流行りがある
毎年、多くつけられる名前があります。2015年の人気のある名前は、男の子の第1位は「はると」くん、女の子は「はな」ちゃんでした(明治安田生命、名前ランキング2015年より)。命名は時代を反映する傾向もあります。
例えば、戦時下の男の子の名前は「勝」、「進」などが多く、終戦年まで名前ランキング上位をしめていました。女の子の名前は、昭和が始まったころから26年間「和子」が流行り多くの和子ちゃんが生まれました。
その後も人気のある名前「幸子」などが続き、皇后陛下の美智子様から、「美智子」という名前が圧倒的に支持された時期もありました。男の子の名前「大輔」が流行した時期もありました。
このように見てみると、名前にはその時代を反映する傾向があり、命名には時代背景や有名人の影響を受けやすいことがわかります。
名前を付ける時に気をつけたいこと
イメージも明確化し使いたい字もある場合でも、名前を付ける時には慎重になることをお勧めします。占いや姓名診断、字画などが気になる人は、決めた名前について一度確認しておいたほうがいいでしょう。
名前は基本的にその子が一生使うものです。後になって本人が改名することにならないように配慮します。派手なイメージの名前をつけて、成長した子が名前負けしてしまうことはできれば避けたいところです。
漢字を使う場合、難しい漢字や読みづらい字を入れて子供がなかなか使いこなせない、周りから正しく読んでもらえないような事態もなるべく避けたいものです。漢字1字1字の意味や由来などを確認し、吟味した上で選ぶといいでしょう。姓とのバランスも考えるといいでしょう。
まとめ
最初の贈り物、赤ちゃんの名前を考えよう
赤ちゃんがお腹にいる時から考えよう
名付けはどうすればいい?
名前は流行りがある
名前を付ける時に気をつけたいこと