赤ちゃん が生後半年を過ぎた頃になると、いよいよ 離乳食 をスタートさせる段階になりますが、離乳食を食べ始めるとどうしても 便秘 になってしまう赤ちゃんがいますが、便秘になる理由やもしも便秘になったとしても便秘の対策などを知っておくと安心です。
赤ちゃんが離乳食時期に便秘になる理由とは
赤ちゃんの食事の変化
母乳・粉ミルクの時期
生後0~4ヶ月頃までの赤ちゃんの主な食事といえば、お母さんの母乳や粉ミルクを飲んで栄養を摂取しています。
まだこの頃の赤ちゃんのうんちは水っぽいものが1日に何回もでますが、個人差がありますのでうんちの回数や形などは赤ちゃんによってもさまざまなのです。
離乳食の時期
早い人で5ヶ月くらい、遅くとも7ヶ月くらいには離乳食をスタートさせる時期です。
まだ母乳やミルクで栄養を補いながら徐々に離乳食に慣れていく時期ですが、今までミルクだけだった食事が離乳食に変化してくるので、腸内環境も変わりうんちの形やでる回数も変わってきます。
離乳食で便秘になる原因
赤ちゃんはまだまだ体が未発達ですので食事の変化や生活環境などでもすぐに便秘になってしまいます。特に離乳食をスタートさせると腸内環境ががらっと変わりますので便秘になりやすい赤ちゃんが多いのですがその原因を調べました。
水分不足が原因
今まではお母さんの母乳や粉ミルクだけでしたので十分に水素量は足りていましたが、離乳食が始まると今までのように母乳などを飲ませる量も減ることになります。そして水分量が減ることによって便秘になりやすくなるのです。
食事の変化
今まで母乳やミルクだけから離乳食の食事を与えることで食べ物の変化や腸内環境の変化によりうんちを体内に溜めておくことができるようになりますし、うんちの色や固さも変化していくことにより今までよりはうんちの回数が減り便秘になりやすくなります。
赤ちゃんの便秘の症状とは
今まで毎日何回もでていたうんちが数日でないだけで便秘ではないかと心配しますが、赤ちゃんの体質などによってもうんちのでる回数など違いますのであまり神経質になる必要はありませんが、次に上げる症状がある場合は病院で診察してもらい相談してみるのがいいでしょう。
- うんちが3日~4日でていないとき
- お腹がぽっこりとでて張っているとき
- 母乳や離乳食をあまり食べたがらない
- 機嫌が悪く泣くことが多い
- うんちの固さやうんちをするときに辛そうにしていないか
便秘を解消する方法とは
離乳食の時期に便秘になる原因はさまざまあり赤ちゃんの体質や生活環境によっても違ってきます。それでは便秘にならないようにするにはどうしたらいいのか便秘を解消する方法を紹介します。
水分をたっぷりとる
離乳食をあげることで母乳やミルクの量が減り水分不足になりがちですので、母乳などの他にも麦茶や白湯などの水分をたっぷり与えるようにします。
消化が良い食べ物を与える
赤ちゃんはまだまだ未発達な体なので上手に消化できないためうんちの回数が減ったり便秘になったりしますので、消化しやすい食べ物や食物繊維が多い食材、果物などを与えるといいでしょう。
食物繊維が多い食材はさつまいも、かぼちゃ、にんじん、りんご、バナナ、プレーンヨーグルトなどで特に便秘解消に効果的な食材です。
運動する
まだまだ赤ちゃんが自由に動けなくてもお母さんが手足を動かせて運動させたり、ハイハイできるようなら一緒に遊んで運動させましょう。そうすることで腸内が活発になりうんちがでやすくなります。
お腹のマッサージ
お腹をマッサージで刺激してあげることで腸を活発にして便秘解消にも繋がります。おすすめなのが「のの字マッサージ」です。おへその周りを時計回りにのの字を書くように手のひらで優しく動かしていくのです。
うんちのチェックをしよう
赤ちゃんはまだ言葉が言えないのでお母さんが毎日うんちの固さや回数などを把握しておくことが必要なのです。あまり神経質になる必要はありませんが、赤ちゃんの様子がいつもと違うときは便秘だと思った時は病院で診察してもらいましょう。
まとめ
赤ちゃんが離乳食時期に便秘になる理由とは
赤ちゃんの食事の変化
離乳食で便秘になる原因
赤ちゃんの便秘の症状とは
便秘を解消する方法とは
うんちのチェックをしよう